サン・ダニエーレの生ハムって知ってますか？

パルマの生ハムとともに、イタリアの2大高級生ハムの一角をなしています。

生ハムと言えば、パルマの方が日本では定番ですが、味は、サン・ダニエレの方が上だと言えるでしょう。




↑こんな感じに干されてます

濃厚で、雑味が少なく、塩加減もちょうどよく、甘みも含んでいて、最高の生ハムなんです。

サン・ダニエーレの生ハムは、イタリア北東部のフリウリ地方、サン・ダニエーレ・デル・フリウリの丘陵地帯で飼育されている豚の生ハムです。

フリウリ地方というと、セリエA、ウディネーゼの本拠地、ウディネがある地方です。ウディネーゼのグイドリン監督も何度かジョークで、サン・ダニエーレについて話していたことがあります。

品質を管理するために、サン・ダニエレの生ハムには、生産者の焼印が押されます。
ちなみに、保存料の使用は禁止されています。


↑焼印がうっすら見えます。CITTERIO社のハム・サラミ類はパック入りでも、どれもおいしいです。

外れもなければ、大当たりもないが、無難なパック入り↓

サン・ダニエーレDOPのSDマークがパックに印刷されています。イタリアでパッケージされたものには、必ずマークが入っています。入っていなければ、サン・ダニエーレではありません。

本当は、スライスしたばかりの生ハムをいただくのがベストです。
イタリアのスーパーでのスライスされたサン・ダニエーレの生ハムの価格は、大体25ユーロ/kg前後です。

パッケージがかわいい♪ここにもSDマークが（中央と左上に2箇所）↓


ちなみに、このような生ハムは避けるようにしましょう↓

筋だらけでガムのような食感。
フードプロセッサーにかけて、トルテッリーニやラヴィオリの中身にはできると思いますが。

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