インテルに元ナポリ監督ヴァルテル・マッザッリ氏が就任 新監督のチーム構想は
今季、過去最低の16敗、9位の成績で解任されたアンドレ・ストラマッチョーニ監督の後任に、
元ナポリの
ヴァルテル・マッザッリ監督の就任することが
インテル・ミラノの公式サイトで発表されました。
マッザッリ監督は、インテルと2年間の契約にサインしたとのこと。
ヴァルテル・マッザッリ監督(wikipedia)
インテルの公式発表は、
「FCインテルナツィオナーレは、インテルの新監督、ヴァルテル・マッザッリ氏と合意に達したことを報告する。
FCインテルナツィオナーレは、非常に難しいシーズンに、多大なる努力を惜しまず、プロとしての能力を示してくれたアンドレア・ストラマッチョーニ氏に感謝する。
ヴァルテル・マッザッリ氏との契約は、2年間になる。」
とされています。
これについて、マッシモ・モラッティ会長は、
「マッザッリ氏の招聘は、慎重に行った選択だ。
彼とともに、獲得選手を慎重に検討していく。
解任は、いつでも残念なことだが、
今回は、変化が必要だった。
来季は、難しいシーズンになるため、
マッザッリ氏の経験が必要になると思った。
けれど、ストラマッチョーニ氏の才能と可能性へのリスペクトは変わらない。
最も優秀なイタリア人監督の一人になるだろうと私は確信している。」
とコメントしています。
新インテルのチーム構想は?マッザッリ監督は、
ナポリで採用していた3バックをインテルでも採用すると見られ、
『ユーロスポーツ』によれば、3-5-2のシステムになるのではないかとのこと。
特に、監督は、
中盤のサイドの選手の補強を求めているそうです。
そこで、ナポリで重用していたスニガの獲得が実現する可能性が高いとのこと。
スニガはナポリとの契約が2014年まで、移籍金も1000万ユーロほど。
左サイドにスニガを配置し、長友選手を右サイドに回す可能性があるとのことですが、
より信頼性の高いウディネーゼのバスタを獲得する可能性があると分析しています。
その他、中盤に、ナインゴラン、パウリーニョ、フェルナンドに加え、
ユヴェントスのイスラも獲得候補に挙がっているようです。
さらに、放出の可能性が高い選手には、
スタンコヴィッチ、キブ、ベレツ、クズマノヴィッチ、スケロット、アルバレス、ロッキ、ムディンガイ
が挙げられています。
一方、
カッサーノについては、
現在、インテルでの評価は芳しくなく、移籍のオファーもないものの、
マッザッリ監督と同じ、ベッペ・ボッツォ氏が代理人ということもあり、
代理人自ら、モラッティ会長にインテル残留を働きかけるのではないかと見られているようです。
ちなみに、カッサーノは、サンプドリア時代、
1年半ほど、マッザッリ監督と共に過ごし、
70試合に出場、25ゴールと結果を残しているようです。
マッザッリ監督の構想 予想(ユーロスポーツ)
it.eurosport.yahoo.com
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