カッサーノの真実 「俺の敵は多い」 イタリアTV番組のインタビューより
イタリアTV『メディアセット イタリア2』のインタビューにカッサーノが答えている。
「調子はいいし、プレーもよく、ゴールも決めている。
だけど、俺にとって重要なのは、幸せであるかどうか。
今、俺は幸せなんだ。
ここでは、スタッフから、会長まで皆、俺を大切にしてくれている。
ミラノ・ダービーは特別な試合だけど、
今は、木曜日(EL)のことを考えている。ダービーはそれから。
ダービーだから、みんなにとって、難しい試合になるだろう。
だけど、僕らは、うまく、プレーするつもりだよ。
ミランでは、スクデットを獲って、派手に祝ったんだ。
同僚とは、素晴らしい関係を築けた。
マウロ・タッソッティは今でも2-3日に1回は連絡をとっている。
だけど、俺の意思で、連絡をとっていない奴もいる。
パッツィーニは、俺の友達だし、うまくやれると思う。
2人とも(移籍前は)幸せではなかった。
だから、2人ともよりよいチームを選んだんだ。
今が最高のカッサーノのかどうかは分からない。
結果を出せていると言うことではそうかもしれないが、
俺は、ゴールより、アシストをするのが好きなんだ。
これまで、俺の能力の100パーセントを発揮できたことはない。
出来たのは、30-40パーセントくらいだろうけど、それでもいいんだ。
俺にとって、重要なのは幸せでいること、
ここでは、それが出来ている。
ピネティーナでは、下っ端の人から会長までみな、俺を大切にしてくれている。
俺は、サッカー界に敵が多いんだ。
だけど、インテルでは愛されているんだ。
ミランでは、大切にされているようには感じなかった。
何人かの元同僚とは、素晴らしい関係を築けたし、今でも連絡をとっている。
イブラヒモビッチ、ジェぺス、タッソッティとかね。
特に、ズラタンには感謝している。
だって、奴が俺のことをアピールしてくれなかったら、どれだけプレーできたか分からない。
ダービーで、ミランのサポーターからブーイングを受けると思うが、
俺が、難しい時を迎えたとき、支えてくれたことに感謝している。
彼らとケンカをしたのは、その中の誰かのせいなんだ。
パッツィーニは俺の友達だし、うまくやれるよう願っている。
もう俺がパスをすることはないけどね。」
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