カロリーナ・コストナー「悪魔から解放された」



８月２０日、カロリーナ・コストナーが、イタリア北部のボルツァーノ（ボーゼン）で記者会見。

ロンドン・オリンピックのイタリア競歩代表で、恋人のアレックス・シュヴァーツァーのドーピング違反が競技前に発覚。

記者会見では、コストナーが恋人のドーピング違反について答えている。

　


「彼に怒りを感じているけど、（ドーピングを告白する）勇気があった彼だから、きっと、昔の彼に戻れるはず。

　アレックスは、犯した過ちの報いを受け、償うことになるけど、

　頭の中にいた悪魔から解放され、

　今ならきっと、彼の進むべき道も見つられるでしょう。

　４年前に私が知り合った彼に戻って欲しい。
　　↑カロリーナ・コストナー選手の切ない心情が伝わってきます。
　　　様子のおかしい彼には、「悪魔が宿っている」と感じていたんですね。

　最近の彼は、私が知っているアレックスではなかったの。

　特に、ここ数年、彼がひどく苦しんでいるのに気づいていたわ。
　　↑努力が実り、今年、世界選手権で優勝したコストナー選手。
　　　一方、北京をピークに不調が続いていたシュヴァーツァー選手。
　　　彼女の活躍に嫉妬し、苦しんでいた様子。

　私は、彼が素晴らしい人だと知っているし、

　（記者会見を開き）スポットライトの下で、過ちを認めた勇気を尊敬しているの。

　謙遜と勇気を持って、以前のアレックスに戻ってくれることを、今は望んでいるわ。

　もう一つ、私が怒っていることががあるの。

　アレックスが北京で金メダルを取ったとき、

　新聞の一面に載ったのは、翌日だけだったの。

　それなのに、今回の騒動では、一週間も一面で扱われたわ。」

（ガッゼッタ・デッロ・スポルト、コリエレ・デッロ・スポルト　より）

アレックス・シュヴァーツァー、８月８日の記者会見のまとめ


　　


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