アレックス・シュヴァーツァー、インタビューで明かした心境フィギュア・スケートの
カロリーナ・コストナー選手の恋人、アレックス・シュヴァーツァー。
ロンドン五輪の競歩に、イタリア代表として出場予定だったにも関わらず、
ドーピング違反が発覚し、代表チームから追放。
シュヴァーツァーは、イタリア国営放送及び『ガッゼッタ・デッロ・スポルト』紙のインタビューに答えている。
「
北京五輪では、ドーピングをしていない。 あの時は、精神的にも落ち着いていたし、血液の値も完璧だった。
むしろ、練習しすぎて、貧血気味だったくらい。」
だが、
北京五輪後、不調に陥ったシュヴァーツァーは非難の嵐に遭う。
「また一番になりたかった。
10ヶ月間は、これまでと同じように練習した。」
それでも、誘惑に負け、
7月中旬から、エリスロポエチレンの注射を始めたと言う。
薬物は、インターネットで調べ、トルコで手に入れ、
「最後に注射をしたのが7月29日だった。
翌日の30日に、(抜き打ち)検査が行われたときから、もうお仕舞いだと分かっていた。
それから、眠れなくなった。
世界が崩れ落ちるようだった。
(違反が)ばれるだろうと分かっていたから。
刑務所には行きたくない。
最悪の3週間だった。
(ドーピングを行った)あの2週間ですべてを失ってしまった。」
と、心境を告白している。
シュヴァーツァー父ヨーゼフさんのインタビュー南チロル地方ラチーネス郊外の自宅にも報道陣が押しかけ、
シュヴァーツァーの
父、ヨーゼフさんがインタビューに応じ、
「息子が薬物を利用したのは、これが初めてだと100%言える。
この1年間、息子が苦しんでいたのに、理解し、声をかけてやれず、
これは私の責任だ。」
と、息子をかばった。
「最後に、家を出たときは、憔悴しきっているように見えた。
精神的に限界だったんだろう。
自分の殻に閉じこもってしまい、練習も1人で行っていた。
おそらく、人々を失望させないように、(ドーピングを)してしまったんだろう。
幸いなことに、今回の1度だけで、事が明らかになった。
こんなことを続けられるはずがなかったから。
これからは、普通の生活を送れるようになることを望んでいる。」
普通の生活を望むシュヴァーツァーにとって、
常にスポットライトの当たる恋人のカロリーナ・コストナー選手との関係には、
悩みがつきなかった様子。
「カロリーナの恋人でいることは難しかった。」と明かしている。
ロンドン五輪 ドーピング 他の選手も?シュヴァーツァーは、さらに、
「名前を挙げたくないが、よく見れば分かると思う。
オリンピックの男子金メダリストでも出せないようなスピードで
最後の100メートルを女子選手が泳いだりすれば、
スポーツを見たことがない人でも疑うだろう。」
と、あたかも、薬物汚染が選手の間で広まっているかのような発言も。
スポーツ裁判所が調査を開始イタリアスポーツ裁判所が、既に、シュヴァーツァーの調査を始めているとの情報も。
「スポーツにおける不正行為」により、
禁固3ヶ月から3年間の処分を受ける可能性もある。
また、複数の選手のドーピングを行っていたとされる医師ミケーレ・フェラーリとの
接点がなかったかの捜査も行われている模様。
シュヴァーツァーは、8日の会見で、フェラーリに練習について助言を求めたものの、
ドーピングでは関わっていないと話している。
次へ 恋人のドーピング発覚にカロリーナ・コストナー選手はhttp://olimpiadi.corriere.it/2012/notizie/07-agosto-schwazer-intervista-gazzetta_23b9e6e2-e072-11e1-8d28-fa97424fa7f2.shtml
http://olimpiadi.corriere.it/2012/notizie/07-agosto-schwazer-intervista-tg1_3ba86370-e0b6-11e1-8d28-fa97424fa7f2.shtml
http://www.corrieredellosport.it/olimpiadi/2012/08/08-257810/Schwazer%3A+%C2%ABMi+vergogno.+Epo%3F+Preso+in+Turchia%C2%BB関連記事[イタリア人美人柔道家 ロンドンオリンピック][凄い日本 王者イタリアに互角 ロンドン五輪フェンシング決勝 イタリア選手コメント裏話] [カロリーナ・コストナーの恋人、ドーピングで追放 ロンドン五輪 競歩]