うっかり、イタリアでボラレナイ、ぼったくり対策8つの法則せっかくの
イタリア旅行、いろんな世界遺産や名画を見たりして快適に過ごし、楽しい思い出を作りたいものです。
しかし、そこには
わなが!
スリの他に、イタリアでよく聞くアクシデントの1つは、
ぼったくりです。
タクシーに乗ったらなぜか割り増し請求されたり、
ジェラートを注文したら、20ユーロくらい請求されたりなど、
ガイドブックやネットを見れば、体験談が山ほど出てくることと思います。
3年ほど前にも、
ローマのナヴォーナ広場近くの老舗レストランPASSETTOで、日本人観光客2人組が、
昼食に約700ユーロを請求されたという事件が発生しています。
せっかくの海外旅行を快適に過ごすためにも、
ぼったくりに遭わないための8つの法則を心に留めておいてください。
1.必ず値段を確認する。 バールなどお店では、リスティーノ・プレッツィ(LISTINO PREZZI)と言う表に価格を表示することが
法律で義務付けられています。
2.レシートは必ずもらう。 お客にレシートを発行し渡すことは、お店側に
法律で義務付けられています。
3.リスティーノやメニューにないものを迂闊に頼まない。
どうしてもという場合は、値段をしっかり聞く。
4.露店のお土産屋などでは、値切る。
値段を倍以上に釣り上げていることが少なくない。
5.レストランなどでは、請求書の内容が正しいか確認する。
6.おかしいかな?と思ったら、毅然とした態度をとる。
愛想笑いをしたら、つけこまれます。
7.高額を支払う際は、相手の前でお金を数えてから渡す。同様に、お釣りもしっかり確認。 お金の確認はすぐその場で。
8.タクシーは指定されたタクシー乗り場以外から乗らない。(呼ぶ場合は別)
タクシーの場合、土地勘がないと回り道されているかは分からないので難しいですが、できることと言ったら、領収書を請求するとか、「来た道と違う」と言ってみるとかそれぐらいでしょうか。メーターは乗る際に確認しましょう。
これだけ注意していても、
明らかに法外の値段を請求された場合は、
カラビニエリ(112)、警察(113)、財務警察(117)に連絡する。
2012年現在の、
バールでの標準的な価格(席なし)は、
カッフェ(エスプレッソ)・・・1ユーロ前後
カップチーノ・・・・・・・・・・・1.2ユーロ前後
クロワッサン・・・・・・・・・・・1ユーロ前後
スプレムータ・・・・・・・・・・・2,5~3ユーロ
ミネラルウォーター500ml・・1~2ユーロ
パニーノ・・・・・・・・・・・・・・3~4ユーロ
ジェラート(小)・・・・・・・・・・・・1,5~2,5ユーロ
座席料金がつくと、2~3倍になるようです。
場所によっては、もっと高い所も。
また、場所によっては、地元のお得意さんにだけ、正規の価格よりも割引いている場合もあるようです。
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