イタリアで人気のゆるキャラ ガビッボ君
日本では、全国各地にゆるキャラが登場し、大ブームですね。
ところで、イタリアで人気のゆるキャラと言えば、
ガビッボ君
イタリアの元首相、ACミランのオーナーとして知られるシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が保有するテレビ局、
メディアセットの5チャンネル(カナーレ・チンクエ)のキャラクターです。
赤いボディに、太い眉。
まんまるおめめに、蝶ネクタイ。
大きなお口に、ずんぐりむっくり体型のガビッボ君です。
日本のゆるきゃらは、しゃべらない物がほとんどですが、
ガビッボ君は、ふなっしーと同じく、しゃべります。
ただ、甲高い声のふなっしーとは真逆。
ガビッボ君は、低いだみ声なんです。
しかも、踊ります。↓
サッカーのチャリティーマッチで踊るガビッボ君
イベントで踊るガビッボ君
ガビッボ君出演番組のテーマ曲
イタリア語版ウィキペディアによれば、
ガビッボ君が最初に登場したのは、1990年10月1日。
5チャンネルのバラエティ番組『ストリッシャ・ラ・ノティツィア(Striscia la notizia)』の特派員としてだそうです。
ガビッボ君は、ジェノヴァ出身で、ジェノヴァ方言やジェノヴァ風のイタリア語のアクセントを持っていることも有名です。
ガビッボという名前自体も、ジェノヴァ方言とのことです。
もともとは、ジェノヴァの船員が、エリトリアの港の荷揚げ労働者を指す際に使用していたようですが、
その後、ジェノヴァにイタリア南部出身の労働者が増えると、
「よそ者」との意味で、使用するようになったとのこと。
言葉自体に、攻撃的な意味合いはなく、冗談っぽい響きのようです。
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