本田ACミラン移籍が消える カカを獲得
夏の移籍市場最終日の9月2日に、
レアル・マドリーのカカのACミラン復帰が決定。
2015年6月30日までの2年契約が発表されました。
移籍期限を前に
本田選手獲得の最終オファーが、CSKAから拒否されたため、
ACミランのアドリアーノ・ガリアーニ副会長は、
レアルから移籍を希望するカカへと
ターゲットを代えていました。
カカは、本田選手と同ポジションの選手である上、
契約も2年間。
本田選手のACミラン移籍は完全に消滅してしまったのでしょうか。
ブラジル出身ということもあり、
EU圏外選手枠のことも気になります。
セリエAの規定によれば、
セリエAでは、シーズンを通して、
EU圏外選手は、1チーム2選手までしか、新しく登録できないことになっています。
それも、その2選手と入れ替えに、他のEU圏外選手がイタリア国外へ移籍するか、
EUのパスポートを取得するか、それか、契約が切れるかの条件を満たしていなければなりません。
ACミランは、今年6月に、コロンビア人のベルガラを獲得しているので、
今季獲得できるEU外選手は、あと1人となります。
カカがEU圏外選手であれば、
本田選手のACミラン移籍は、
今夏どころか、今シーズンは、不可能となってしまいます。
・・・と、気になりましたので、調べてみました。
Passaporto italiano per Kakà
"Per me è un grande onore"2007年の『ラ・レプブリカ』紙の記事ですが、
カカがイタリア国籍を取得したことを報道しています。
なので、カカは、ブラジル出身ながら、
EUのパスポートも持っているんですね。
ということで、
今夏の本田選手のACミラン移籍は消滅となりましたが、
冬の移籍市場では、まだ、チャンスがありそうですね。
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