ACミラン本田選手移籍を検討 唯一の障害は
イタリアの『コリエレ・デッロ・スポルト』紙が
本田選手のACミラン移籍の可能性があると報道。
『コリエレ』紙によれば、
ACミランが興味を示していることは、
本田選手も知っているが、
これから、ACミラン側が具体的な行動を起こすのを待つことになるとのこと。
また、CSKAモスクワとの契約が今年12月に切れることにも触れており、
移籍金ゼロで本田選手を逃がすリスクがあるため、
CSKAが反対することは考えにくく、
今夏、数百万ユーロ程度の移籍金で、
ロシアから好きなクラブへ移籍が可能と分析しています。
ACミラン移籍の
唯一の障害として挙げられているのが、
EU圏外選手であるということ。
もし、本田選手を獲得した場合、
ACミランのEU外選手の枠はすべて埋まってしまい、
本田選手とならび、獲得を検討しているアルゼンチン人FWカルロス・テベスの移籍が不可能になることが懸念されているようです。
しかし、『コリエレ』紙は、
本田選手の移籍がACミランにとって、
経済的なメリットが大きいとしています。
移籍金、契約金がともに安く済み、
マーケティングの利益も高く見込めるため、
ACミランとしても、このビジネスチャンスを見逃したくはないはずと予想しています。
それに加え、
技術的な面でのメリットも指摘。
本田選手の獲得により、
アッレグリ監督は、4-3-3や4-3-1-2のシステムを選択することができるとのこと。
『コリエレ』紙は最後に、
移籍実現のすべての条件はそろっているが、
唯一の障害はパスポートの問題。
ACミランが判断することになる。と締めくくっています。
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