ACミラン、最終節でCL予選出場決める、ELにはウディネーゼ
セリエA最終節が終了。
1.ユヴェントス 87 CL
2.ナポリ 78 CL
3.ACミラン 72 CL予選
4.フィオレンティーナ 70 EL
5.ウディネーゼ 66 EL
6.ローマ 62
7.ラツィオ 61の順位が決定。
チャンピオンズリーグ出場をかけて、
ACミランはシエナと、
フィオレンティーナはペスカーラと対戦。
フィオレンティーナは、前半15分にリアイッチの得点でリードし、CLに一歩近づくものの、
ミランは、なかなかゴールを割れず。
逆に、シエナに先制を許してしまいます。
一方、ペスカーラのフィオレンティーナは、5得点とゴールを量産。
ミランの敗北、フィオレンティーナのCL権が濃厚となった後半、
84分、ゴール前で倒れ込んだバロテッリにPKが与えられ、
ミランが同点に追いつきます。さらに、87分、ゴール前の混戦から、メクセスがゴール。
土壇場で、ACミランが逆転に成功し、来季のCL予選出場を決めています。
フィオレンティーナは、リアイッチのハットトリックを含め、5-1で勝利しますが、一歩届かず。
シエナxACミラン 1-2 ハイライトペスカーラxフィオレンティーナ 前半ハイライトバロテッリのPKなど、ミラン寄りのベルゴンツィ主審の判定に物議
シエナのヤキーニ監督は、
「バロテッリが倒れたシーンは、故意に見えた。
フェリペが押さえていたが、
PKを与えるほどではなかったと思う。
前半にも、(アンブロジーニの)ヴィティエッロへのファールで、我々にとって不利な判定があった。
2-0になっていただろうに。
それから、メクセスのデッラ・ロッカに対するファールは、警告もなかった。
なのに、テルリッツィは、すぐに、2枚目の警告を受けた。」
と非難しています。
フィオレンティーナのスポーツディレクター、
ダニエレ・プラデ氏は、
「ミランのPK?
こういった場面では、我々は無力だよ。」
と語ったほか、
フィオレンティーナの選手たちも
「なんてPKをやったんだ。
それじゃあ、ヴィティエッロのは?」
「PKはミランへの贈り物。」
「思っていることを言えば、イタリアではもうプレーしたくないね。」
などと非難。
しかし、4月9日に行われた
フィオレンティーナxACミランの直接対決では、
フィオレンティーナのトモヴィッチが厳しい判定で退場になったものの、
ミランのPKが2度見逃され、フィオレンティーナには微妙なPKが与えられています。
結果、2-2で引き分けになったわけなので、
CL出場をかけた最終戦のみの判定について議論しても、平等とは行かないでしょうか。
ヨーロッパ・リーグには、ウディネーゼ
CL予選出場争いに敗れたフィオレンティーナとともに、
来季、ELに参戦するのは、最終節でインテル・ミラノに5-2で勝利したウディネーゼ。
ウディネーゼは、シーズン序盤、出遅れたように見えましたが、
最後には、EL権をしっかり確保するあたり、グイドリン監督はさすがですね。
一方、最終節で、ウディネーゼが負けた場合、カリアリに勝てばEL出場チャンスのあったラツィオは、
負けたことで、ローマにも抜かれ、7位に終わっています。
ローマとラツィオは、イタリア杯で優勝した場合、出場チャンスが残されています。
インテルxウディネーゼ 2-5 ハイライトウディネーゼ3点目、ディ・ナターレのゴールには圧巻
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