バロテッリ 世界で影響力のある100人に選ばれる イタリア各紙によると、
『TIME』紙が選ぶ2013年の「世界で最も影響力のある100人」に
ACミランのFW
マリオ・バロテッリが選ばれたそうです。
バロテッリは、4月23日にニューヨークで開かれる受賞式に出席するだろうとのこと。
選ばれた100人の中に、イタリア人はバロテッリを含め2人で、
もう一人は、欧州中央銀行のマリオ・ドラギ総裁だそうです。
『TIME』紙に寄稿した元イタリア代表の
ジャンフランコ・ゾラ氏は、
「マリオは、トップ・プレーヤーになるべく資質をすべて兼ね備えている。
パワー、運動能力、それに広い視野。
短い間だが、彼とはU-21で一緒だったが、
すぐに、彼の事は気に入ったよ。
自己コントロールの仕方、
ここぞという場面での冷静さや落ち着きぶりが気に入った。
マリオは、周りで何が起きても、するりと抜けだせる。
偉大な選手だけが、あの冷静さを持っているんだ。
ビッグ・マッチを演出できるだろうし、その中でも、
決定的な場面で、試合をコントロールできるだろう。
ただ、自己コントロールをを失ってはいけない。
彼にとって、それが生命線だ。
みんな、彼がおかしい奴だと思っているようだが、そうじゃない。
彼は、感じがよくて、すごく謙虚で面白い青年だよ。
彼と知り合えたことは、本当に光栄。
中心選手として、イギリスからイタリアに戻ってきて、
ものすごい注目を浴びているわけだから、
コントロールや集中力を保てるようにしてほしい。
マリオは、プレッシャーを好んでいるが、
成功するには、バランスをとることが必要だ。」
と語っています。
バロテッリの代理人を務めるミーノ・ライオラ氏は、
『SkySport』のインタビューにこのようにコメントしているそうです。
「私は、あまり驚いていない。
私は、彼の事は良く知っているが、
”TIME”紙は、多くの人が捕らわれているような先入観なく、彼のことを判断していると思う。
マリオは、出会った人に、笑顔を与えられる人だ。
純粋な人で、間違えることもあるけど、悪気があってやることはない。
”TIME”紙は、彼に象徴的な物を感じたのだろう。
私も間違っていないと思う。
イタリアでは、深刻な人種差別問題があり、
マリオはその撲滅に適した人物だろう。
彼は、目の前の責任から逃れるような人ではない。
ミランは、本当にいい買い物をしたよ。
世界最強選手の一人になるだろう。
マリオはその道をたどっている。
近いうちに、
マリオの価値は、
貴重な芸術作品や偉大なスポーツ選手のように
プライスレスになるだろう。」
ライオラ氏が”責任から逃れるような人ではない”ということに言及したのは、
バロテッリの子を産んだとされているラファエッラ・フィーコさんが
「責任逃れをしている」と非難したことに対するメッセージもあるのでしょうか。
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