ACミランxナポリ 4/14 @サン・シーロ2位争いをするACミランとナポリがミランの本拠地サン・シーロで直接対決。
ナポリは、先週のジェノア戦から入れ替えたメンバーは1人:アルメロに代えスニガが先発。
対するミランは、大幅に選手を入れ替えました:
バロテッリが出場停止だったのに加え、
エル・シャラウィがベンチスタート。
アッレグリ監督は、攻撃陣にパッツィーニ、ボアテング、ロビーニョ、
左サイドバックには、デ・シッリョに代え、コンスタンを選択。
前半、ミランの方が立ち上がりはよく、4分にボアテングが惜しいシュートを放ちます。
ミランの攻勢は続き、サパタやボアテングがチャンスを迎えるも決めきれず。
18分、ミランのペナルティエリア内で、ハムシクのクロスをフラミニがハンド。
ナポリが抗議するも、ロッキ主審は、ハンドは意図的ではないとして、PKを認めず。
29分、
フラミニが左足でミドルシュートを豪快に叩き込み、ミランが先制。
すると、わずか3分後、
左サイドをスニガ、ハムシクとつなぎ、
最後は、
ハムシクのクロスをパンデフが合わせ、ナポリが同点に追いつきます。
さらにナポリの攻撃は続き、ハムシク、カバーニが惜しいシュートを放っています。
後半に入り、ナポリは2回のカウンターのチャンスを実にできず。
71分、スニガに対する悪質なファールで
フラミニが一発退場。
78分、インシンニェのパスからナポリにビッグチャンスが生まれたものの、カバーニがこれを外してしまいます。
試合はこのまま1-1の引き分けで終了。
これで、セリエA残り6試合、両チームの差は、勝ち点4。
ACミランのアッレグリ監督は、『Sky』のインタビューにこのようにコメントしています。
「ナポリは2位をキープできるチーム。
だが、我々にとって、勝ち点1は重要だ。
これで、フィオレンティーナからある程度の距離を保てる。
今日は、選手たちを責めることはできない。
人数が少ない中、良くやってくれた。
何かがうまく行かなかった試合は、
フィオレンティーナ戦だよ。
今夜はこれ以上を求めることはできなかった。
攻撃陣のプレーにも満足している。
ロビーニョ?よい試合をしていたし、
彼はチャンピオンだから、これから終盤、きっと大きく貢献してくれるだろう。
サッカーは予測不能。
だから、後ろをしっかり見よう。だけど、(前の)ナポリもね。
いずれにせよ、シーズン初めのことを考えると、3位は大きな目標だよ。
(エル・シャラウィに触れて)誰もまるまる1シーズン、高いレベルでプレーし続けることはできない。
20歳で、ゴールを量産した選手だ。
だからこそ、できるだけうまく管理してやるべきなんだ。 彼の代わりにプレーした選手は、素晴らしい試合をした。
我々はまだ改善できる。」
アドリアーノ・ガリアーニ氏も、『ミランチャンネル』でこのようにコメント。
「3位の位置を確実にした。
数か月前までは、考えられない順位だ。
満足している。
ナポリは、腰から上が非常に強い。。
4月は厳しい1か月になると分かっていた。
先週、フィレンツェで試合を無駄にしてしまった。
だけど、この1点は非常に重要だ。
これで、厳しい3連戦のラストである日曜日の
ユヴェントス戦の後も、3位をキープできる。
(ナポリとはアウェーでも引き分けているため)もし、
セリエAが終わって、ナポリと同点だった場合、
もちろん、ゴールの総数が重要になる。
今の所、ナポリの方が有利だろう。」
フィオレンティーナ戦については、
「もし、トモヴィッチがイエローカードを受けていなければ、
後半、あんなことは起きなかったんだよ! 」
とコメント。
フィオレンティーナ戦で、ウルトラスに狙われたガリアーニ氏は、
「今度、フィレンツェに行く時は、護衛を増やす」
と発言したところ、フィオレンティーナのモンテッラ監督に、
「自分で払うのなら、いいんじゃない」
と皮肉られていました。
それに対し、ガリアーニ氏は、
「護衛は私が払っている。
国の負担なんかじゃない。」
と応戦したそうです。
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