イタリア人のワイン消費量が減る 150年前と同じ水準 サン・ポリーノ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 『La Repubblica』紙によると、
Coldiretti(全国耕作者連合)が調査した結果、
2012年度のイタリアでのワイン年間消費量は、
前年度に比べ4万キロリットルも減り、226万キロリットルだったことが分かりました。
イタリア人1人あたりの年間消費量は、40リットル以下となっています。
イタリアでのワインの消費量は、ここ10年間で22%も下落しており、
2012年度の年間消費量は、1861年のイタリア統一当時とほぼ同じ水準だそうです。
ちなみに、世界1位のワイン消費国は、フランスで302万キロリットル、続いて、アメリカ合衆国が290万キロリットルだそうです。
Coldirettiが行ったネット上のアンケート調査によると、
イタリア人の32%が、ワインは「特別な機会にのみ飲む」と答えており、
「毎日飲む」と答えた27%を上回っているそうです。
その他は、18%が「週に1度か2度」、6%が「全く飲まない」と答えているそうです。
ワインの消費量の減少は、不況の影響、また、イタリア人の生活スタイルの変化も影響していると言われています。
イタリア人のほとんどが、毎日ワインを飲んでいるようなイメージだと思うので、
アンケートの結果は、意外ですね。
若者は、ワインよりも、カクテルやビールを飲むことの方が多いかもしれないですね。
テッレ・デル・バローロ・バローロ・コルダナ・リゼルヴァ 2004
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