インテル・ミラノxユヴェントス 3/30 引き分けが妥当だった?セリエA今週末の注目の一戦、インテル・ミラノxユヴェントス。
試合開始直後に、FWクアッリャレッラが25メートルの距離から、
ミドルシュートを決め、ユヴェントスが先制。
対するインテルは、FWカッサーノやFWパラシオ惜しいシュートを放つも
GKブッフォンに止められています。
後半に入り、54分、MFピルロのミスをついたインテルは、
カウンターからパラシオのゴールで、同点に追いつきます。
ところが、60分、クアッリャレッラの低めのクロスに、
FWマトリが合わせ、ユヴェントスが2点目を決め、再びリード。
試合は、このまま1-2でアウェーのユヴェントスが勝利しています。
試合をスタンドから観戦していたインテルの
マッシモ・モラッティ会長は、
「もちろん、引き分けが最も妥当だっただろう。
カッサーノにPKが与えられるべきだったが、
PKをくれなかった審判のことを嘆いたって今さら無駄だよ。
後半のインテルのプレーは素晴らしかった。」
と話しています。
ストラマッチョーニ監督は、『スカイ』のインタビューで、
「開始から数分で、クアッリャレッラがゴールを決め、
試合は、ユヴェントス優位に傾いた。
我々は、後半良くなったが、
そこで、ユヴェントスの2点目が入ったのは、残念だった。」
と語っています。
また、カッサーノが倒されたシーンについては、
「カッサーノにPKが与えられなかったのなら、
シミュレーションで、イエローカードを出すべきだ。」
と試合後の会見で語っています。
インテルxユヴェントス 微妙なシーンのビデオ判定(『ユーロスポーツ』より)
5分 ボヌッチのハンド:ボールは、足でコントロールミスをした後、腕に当たっているため、意図的ではなく、PKはない
17分 サネッティのハンド:マルキージオのヘディングシュートを手でブロック。
PKは与えてもよい29分 ハンダノヴィッチのファール:ハンダノヴィッチがビダルの進路を腕で妨害。PKはない
55分 ユヴェントスの2点目:クアッリャレッラの位置にオフサイドはなく、クロスもライン内で上げている。ゴールは有効
69分 キエッリーニのファール:キエッリーニがコヴァチッチタックル。
PKあり72分 キエッリーニのファール:キエッリーニがカッサーノを倒す。
PKあり95分 カンビアッソのファール:カンビアッソがジョヴィンコの足を踏む。レッドカードは避けられない
すると、PKがユヴェントスに1回、インテルに2回与えられるべきだったということになるので、
モラッティ会長が語るように、引き分けが妥当だったのでしょうか。
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