バロンドール投票問題 パンデフ「自分の署名ではない」2012年のFIFA男子最優秀監督賞にビンセンテ・デル・ボスケ監督が選ばれたことに、
レアル・マドリーの
モウリーニョ監督が抗議していましたが、
この問題は意外な形で長引いているようです。
『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、
事の発端は、モウリーニョ監督が、投票におかしな点があると発言したことにあるようです。
モウリーニョ監督が投票に疑問を持ったのは、
マケドニア代表の主将として投票権を持つFW
ゴラン・パンデフ(ナポリ)から
インテル時代の恩師であるモウ監督に投票したとの連絡を受けたためと言われています。
すると、FIFAは、マケドニアサッカー協会からFIFAに送られた
FAXを公開し、
パンデフは、モウリーニョ監督にではなく、
デル・ボスケ監督、マンチーニ監督、クロップ監督に投票していたことを発表しています。
FIFAが主張するように、ファックスには、マケドニア代表監督と主将(パンデフ)の署名もあり、
モウリーニョ監督の主張とは異なります。
それを踏まえ、FIFAのフェアプレー・規律委員会のブライアン・ヒメネス氏は、
「モウリーニョ監督が具体的にどんな言葉使って発言したのか調査し、
それに応じ、FIFAのイメージを守るため、どのような対応をとるか決める。
もし本当に、不正があったと話していたのなら、何らかの措置をとる。」
と発表していました。
ところが、今度はパンデフが、『calciomercato.com』のインタビューに対し、
「今夜は、ベルギーとの大事な試合があるから、
公式な見解は残したくないが、
あのファックスにある署名は僕のものではないことだけは言える。
モウリーニョは僕のお気に入りの監督だし、
みんなもそれを知っている。」
と反論しています。
一体、真相はどうなんでしょうか。
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