インテル・ミラノ、EL敗退の理由はヨーロッパリーグ 決勝トーナメント2回戦、
インテル・ミラノは、アウェーで、イングランドのトッテナム・と対戦。
日本代表の長友選手は、怪我で出場がありませんでしたが、
チームは、
3-0で完敗。
8強入りが一気に難しくなってしまいました。
この完敗に、イタリアの『ガッゼッタ・デッロ・スポルト』紙は、ある理由を指摘。
試合前日、インテルのストラマッチョーニ監督が
「第一の目標は、セリエAで3位になること。」と発言していましたが、
これが、
敗戦の原罪だと言います。
実は、ナポリのデ・ラウレンティス会長も同様に、
”セリエAで上位を目指すことが優先”と、たび重ねて発言していましたが、
その後、チームは、格下と見られたヴィクトリア・プルゼニに5-0で敗れ、
ヨーロッパリーグから敗退しています。
さらに、『ガッゼッタ・デッロ・スポルト』紙は、
他の敗因に、ストラマッチョーニ監督の采配を上げています。
・カターニア戦で大活躍したFWパラシオは、再びベンチスタート。
途中出場するも、カターニア戦のような活躍はできず。
・カターニア戦で1得点を挙げたMFアルバレスも不発。
・先発復帰させたDFラノッキアは、失点に絡んでしまう。
・コヴァチッチを起用するも、モドリッチとは違った。
ストラマッチョーニ監督は、『Sky Sport』のインタビューにこう答えています。
「トッテナムは、いくつかの点で我々より優れていた。
だが、我々が
一番苦しんだのは、フィジカル面だった。
3失点中、2点は、フィジカルで押された場面から生まれている。
残念だったのは、2回あった決定的なチャンスをアルバレスとパラシオが決めきれなかったこと。
ゴールを決められていれば、8強入りの可能性がもっと高かっただろう。
試合開始直後に得点し、相手チームは勢いづいていたから、
我々にとっては、苦しかった。
トッテナムを褒めたい。
ホームでの次戦は、勝ちに行きたい。
サッカーは不思議なものだし、今度は我々のサポーターもいる。
こんな状況からの逆転は、一度もなかったわけではないだろう。」
また、『Mediaset premium』のインタビューにも、コメントを残しています。
「サン・シーロでは、奇跡が必要になる。
トッテナムには非常に苦しんだけど、
たぶん、今季初めて、フィジカルの面で難しい相手だったと思う。
非常に残念だ。
3-0の結果を巻き返すのは、きつい。
我々の第一の目標は、セリエAで3位を獲得することだから、
今回はターンオーバーを一部採用した。
試合への入り方については、よく研究している。
今夜も始まりは良かったのだが、
開始数分後、ベイルのワンプレーで、追いかける立場になってしまった。
我々にとって、最悪のシチュエーションだった。」
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