ベルルスコーニ ACミラン監督との険悪な関係から一転、慰留に走る何度も険悪な状態と報道されてきたACミランのアッレグリ監督とベルルスコーニ名誉会長ですが、
先日行われたチャンピオンズリーグでのバルセロナ戦に勝利した後、
その関係が一転(?)した様子です。
23日に行われた週末のインテル戦に向けた記者会見には、
ベルルスコーニ氏自ら出席し、
アッレグリ監督の
ACミラン残留をアピールしています。
バルセロナに勝ったことで、
他のクラブから、アッレグリ監督にオファーが来る可能性があるため、
「こんな攻撃(他クラブのオファー)がくるとは考えたことはなかったよ。
我々のクラブは、極貧ではない。
こういう攻撃があるならば、
我々は、
アッレグリ氏がもっと金持ちになれるような条件を提示することで応戦したいと思う。」
と、他のクラブには、監督を譲らない意志を明らかにしています。
また、険悪だと噂された監督との関係を否定。
「私とアッレグリの間には、常に
100%の信頼関係があった。
試合前には、いつも電話で会話しているが、
それは、いつだって、最大限の尊重に基づいているものだよ。
何十年も会長をやっているのだから、
何が会長の権限で、何が監督の権限かは分かっているよ。 我々がもめたことは一度もないさ。」
また、ベルルスコーニ氏は、FW
マリオ・バロテッリについても言及。
「あの
単純な青年、バロテッリは、
自分がスター選手になったことで、気が散らなければいいが。
外では、もめごとをさけ、適度にわきまえてほしい。
他人との関係で、事が難しくならないようにしてほしい。
ピッチでは、試合の時も練習の時も、完璧なプロ選手なんだから。
もし、ダービーで、バロテッリに対し、人種差別的なチャントが行われたら、
それは馬鹿げたことだし、不快で、受け入れられなものだ。
バロテッリはイタリア人なのだから。」
↑イタリア人だから、差別しないという問題ではないですけど
さらに、先日のバルセロナ戦の、
リオネル・メッシを取り囲む作戦については、
「選択肢の一つだった。
相手チームを動かすエンジンがあるなら、
それを制限しなければならない。 たとえば、ユーロの決勝で、フランスと当たったとき、
ジダンが何度もボールに触っていたから、
ものすごく怒ったことがある。」
と、話しています。
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