この人が決めてくれました オランダxイタリア親善試合2月6日、アムステルダムで、親善試合オランダxイタリアが行われました。
プランデッリ監督が率いるイタリア代表は、
親善試合では、12試合中7敗と、負け越し中。
この試合の注目は、FWの若手二人。
実の両親がガーナ出身のバロテッリ、
そして、
父親がエジプト出身のエル・シャラウィ。
2人とも移民系イタリア人選手で、この試合に同時先発。
活躍が期待されました。
イタリア代表の
システムは4-3-3。
GK ブッフォン
DF アバーテ、バルザッリ、アストーリ、サントン
MF ピルロ、デ・ロッシ、モントリーヴォ
FW カンドレーヴァ、エル・シャラウィ、バロテッリ
前半は、若手中心のオランダが攻勢。
期待されたバロテッリは、
ストロートマンと接触した際に左足を擦傷したせいか、ぱっとせず。
エル・シャラウィも、良い動きを見せるも、得点に絡めず。
攻め込まれるイタリアは、守護神ブッフォンが活躍。
16分、右サイドでボールを持ったファン・ペルシが、サントンと対面。
サントンが足を滑らせ、転倒する間に、
ファンペルシーは中へ切れ込み、レンスにパス。
レンスの上げたクロスをマヘルがシュート。
これを、
ブッフォンが左足一本でセーブ。
さらに25分には、再びマヘルのシュートを、
26分には、レンスのシュートを止め、ゴールを死守。
ところが33分、
マヘルのシュートをアストーリがブロックすると、
ボールがレンスの目の前に転がる。
レンスは、ボールをうまくコントロールし、シュート。
今度はブッフォンも止めきれず、
オランダが先制。
トラップの際に、ハンドがあったように見えるが、
ゴールは認められる。
イタリアが反撃に出るも、前半は1-0とオランダがリードして終了。
後半に入り、プランデッリ監督はピルロとカンドレーヴァに代え、
フロレンツィとディアマンティを投入。
対するオランダも、ファン・ペルシとクラーシに代え、
ロッベンとデ・グスマンを投入。
オランダの布陣が機能し、
アッズッリの守備陣はロッベンのスピードに手を焼く。
中盤も、ボールをキープできない。
前線のバロテッリも、時間が経つにつれ神経質になり、質を欠く。
そこで、プランデッリ監督は、
デ・ロッシに代え、ヴェッラッティ
バロテッリに代え、オズヴァルドを投入。
それでも試合の流れは変わらず、オランダの攻勢が続く。
69分にはレンス、73分にはロッベンの強烈なシュートが
イタリアのゴールを脅かすも、
ブッフォンがクリア。
プランデッリ監督は、
4-4-2へシステムを変更。
エル・シャラウィに代えジラルディーノを投入し、FWは2トップに。
さらに、DFもバルザッリに代え、ラノッキアを投入。
すると、チームは安定し、アッズッリは息を吹き返す。
ロスタイムに入った91分、
ディアマンティからボールを受けた
ヴェッラッティが右サイドから切り込み、
ゴール前のジラルディーノとのワンツーで抜け出し、
ディフェンダーを背負いながらシュートを決める。
イタリア待望の同点ゴール。
試合は、1-1のドロー。
オランダxイタリア ハイライトピルロの後継者と目される20歳の
ヴェッラッティのゴールで
劣勢の試合を何とか引き分けに持ち込みました。
アシストを決めたジラルディーノも、
もう世代交代かと思われていましたが、
経験も豊富で、まだまだやれることを証明してくれました。
MVPは、何度も危機を救ったGKのブッフォンでしょうか。
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