ACミラン バロテッリにサポーター大興奮も、選挙のため?1月30日、マリオ・バロテッリのACミラン移籍が決まりました。
移籍決定前は、オーナーのベルルスコーニ氏が、
「バロテッリの移籍は99.5%ない。」
と発言していましたが、
バロテッリは、30日、ミラノに到着。
レストラン”Giannino”で、ACミランのガリアーニ氏と会食をしていたようです。
移籍のニュースを知ったミランのウルトラスがレストランの前に駆け付け、
バロテッリのための新しいチャントを披露。
バロテッリとガリアーニ氏もウルトラスらとともに、
有名なチャント「跳ねない奴はインテリスタ(Chi non salta nerazzurro)」を飛び跳ねながら歌い、
移籍を祝ったそうです。
大興奮した一部のウルトラスが発煙筒をたいたり、
警備に当たっていた機動隊員に向けてガラス瓶を投げつける
などの騒ぎも起こった模様です。
31日に正式に発表されたバロテッリの契約ですが、
期間は2017年6月30日まで
移籍金は2000万ユーロで、マンチェスター・シティへ5回払い
バロテッリの年棒は400万ユーロ+ボーナス
とのことです。
さて、このバロテッリの移籍ですが、
イタリアでは、
選挙の票獲りではないかと囁かれています。
最近、政治活動を開始したオーナーのベルルスコーニ氏ですが、
あるアンケート調査によると、
バロテッリの移籍により、2月24日、25日に行われるイタリア総選挙で
得票率が2%上がるのではないかとの見方が大方を占めているそうです。
polisblog.itによれば、
ルイ・コスタとフィリッポ・インザーギを獲得した2001年や
ロナウジーニョを獲得した2008年には
ベルルスコーニ氏の政党が躍進したとのことです。
逆に、2006年、当時のエースであったアンドリー・シェフチェンコをチェルシーに売却した後には、
ライバル政党に敗北を喫しています。
はっきりした根拠はないとは言え、
サッカーが政治に影響するなんて、
さすがカルチョの国ですね。
関連記事[誤審問題 ユヴェントスxジェノア ナポリの主審はダメ?] [スポーツの暴力問題 イタリアの場合] [バロテッリがミランに?ボアテングが条件に]