誤審問題 ユヴェントスxジェノア ナポリの主審はダメ?1月26日に行われたユヴェントスxジェノア戦
試合は、1-1で終了したのですが、
誤審問題で揺れています。
問題になっているのは、
試合終了間際のロスタイムに、
ジェノアのペナルティー・エリア内で、
ディフェンダーのグランクヴィストの腕に
ボールが当たったシーン。
ユヴェントスは、PKを主張しますが、
主審は、ボールタッチが意図的ではなかった、
として、プレー続行を指示、
抗議をしたヴチニッチにイエローカードを提示していました。
この試合を引き分けたユヴェントスは
勝ち点2を取りこぼし、
翌日行われた試合に勝利した2位のナポリに
勝ち点3差に詰め寄られることになりました。
そのため、
ユヴェントスのGDマロッタ氏が激怒。
ユヴェントスxジェノア戦のグイダ主審が、
ナポリ県のトッレ・アンヌンツィアータ出身であったことから、
「ナポリ出身のグイダは、ユヴェントス戦の審判をやるべきではない。」と主張するに至っています。
しかし、マロッタ氏の主張を尊重すると、
セリエAの進行がままならなくことは必至。
『コリエレ・デッロ・スポルト』紙もこれを取り上げて、
「ジェノヴァ出身のベルゴンツィとキアーヴァリ出身のデ・マルコは下位争いの試合を審判できない。
同様に、ベルガモ県アルツァーノ出身のマッゾレーニはアタランタを優位にするかもしれない。
ボローニャのリッツォーリ、ヴェローナのロメオにも言えることだ。
優勝争いやCL、EL出場権を争うチームの試合では、
ローマ出身のヴァレーリやドヴェーリ、
フィレンツェ出身のロッキ、
ナポリ県ノラ出身のルッソ、それにグイダも除外しなければならなくなる。」
としており、マロッタ氏の構想が現実的ではないことが分かります。
28日には、ユヴェントス側の一連の抗議に対する裁定が以下のように下っています。
・コンテ監督 2試合停止処分と罰金1万ユーロ 理由:試合終了後、ピッチ上で、威嚇的な態度で主審や副審に迫り、侮辱的な表現を使い、審判の判断に異議を唱えたほか、ロッカールームに入った後も繰り返していた。
・マロッタGD 2013年2月18日まで、FIGCにおけるすべての活動、連盟内の役職への就任、連盟にクラブの代表として参加することを禁止。 理由:試合終了後、ロッカールームで、主審に対し威嚇的な態度をとり、侮辱的な表現で、審判団の裁定に異議を唱えた。
・DFボヌッチ 2試合出場停止処分と罰金1万ユーロ 理由:試合終了後、ピッチから去る際に、第4審に対し侮辱的な表現を使い、あからさまに審判団の裁定に異議を唱えた。その直後、ロッカールームにて、副審に対し威嚇的な態度をとり、侮辱的な言葉を投げかけた。
・DFキエッリーニ 1試合出場停止処分と罰金5000ユーロ 理由:試合終了後、許可なくピッチに入り、審判団の裁定にあからさまに異議を唱えた。
・FWヴチニッチ 1試合出場停止処分 理由:審判団に抗議した。すでに累積警告があり。
・ユヴェントス 罰金5万ユーロ 理由:試合終了後、ユヴェントスのサポーターらが、退場する審判団に対し唾を浴びせ、顔面やユニフォームに命中させたため。
関連記事[ACミランがなんと6位に浮上] [エル・シャラウィのトサカの秘密] [バロテッリがミランに?ボアテングが条件に]