カターニアxユベントスは八百長か、ただの誤審かカターニアxユベントスで、勝敗を左右する重大な誤審が起こった騒動。
以下は、現地紙による関係者らのインタビュー。
カターニアのアントニーノ・プルヴィレンティ会長「パルマ戦、インテル戦に続いて、3度目のエピソードだ。
みなさんも何が起きたかはご覧になったでしょう。
我々の正当なゴールは取り消され、
ユーベは、ゴールとは認められないはずのゴールが与えられた。
それに、7枚のイエローカード。
退場者が出ることは目に見えていた。
どうすればいいかって。
こんなことを黙って見続けなきゃならないのか。
7人も審判がいたのに。
あの線審は、我々のゴールを既に認めていたんだ。それから、判断を変えた。
カターニアのゴールは、ユーベのベンチが取り消させたんだ。
線審は、なぜ、(ユベントスの)抗議の後、ゴールを取り消したのか、説明するべきだ。 こんなことは、ありえないし、続けていくことが難しくなる。
心理的な影響どころか、もっと大きな理由(八百長?)があるんじゃないだろうか。 線審が(オフサイドかどうかの)20cmの差を間違えたことが問題じゃなくて、
ユーベのベンチが、ゴールの取り消させたことが恥ずべきなんだ。
誰だったかって?ペペかジャッケリーニじゃないかな。」
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ペペは、この間の八百長裁判で、無罪になったばかり。
カターニアのロランド・マラン監督「ゴールはすでに認められていた。
抗議を受けて、すべてが変わった。
我々がすでに、ゴールの祝福をしていたら、 線審の周りに人が集まり始め、
ゴールが取り消される事態になったんだ。 コメントするのも難しい。
起こったことがあまりにも明らかすぎて、何もコメントのしようがない。
我々のゴールは正当だった。
ユーベのゴールには、オフサイドがあった。
微妙な判定の場合、コメントをするものだが、
今回はすべてが明らかだ。」
ユベントスのアンジェロ・アレッシオ助監督「ベルヘッシオのゴールが取り消された?
ピッチからは、良く見えなかった。
ただ、線審が旗を上げるのが見えただけ。
そのあと、何が起こったのかは知らない。
(カターニアの)プルヴィレティが、ユーベのベンチがゴールを取り消させたって、言ったって?
そんなはずない。
判断は、線審が決めたんだから。
選手たちが近寄って行ったけど、決めたのは線審だっただろう。」
ユベントスのアンドレア・アニェッリ会長「スタンドで侮辱を受け、我々経営陣は、観客席を去る羽目になったんだ。
記者会見でも、アレッシオだけが囲い込まれていた。
こんな不当な行為は、カルチョのためによくない。
誤審のことは、すぐに認めているんだ。
『パノラマ』誌にも記事があって、
その中では、
誤審のエピソードで得をしているのは、ユベントスではないとの結論が出ているんだ。」
カターニアxユベントスの再試合の可能性イタリアサッカー協会の規則上、
主審が誤審を認めた場合、それが技術的な誤審ならば、再試合が認められている。「技術的なミスではなく、
判断ミスだった。
残念ながら、優秀な線審が犯した重大なミスだった。」
と、イタリア審判委員会の会長、マルチェッロ・ニッキ氏は、
再試合の可能性を否定。
「ルーカ・マッジャーニは、セリエAで200試合以上をこなし、海外でも、評価を得ている。
判断に、45秒以上かかったが、審判員が確信していないのであれば、30分を要してもいい。」
選手が線審の周りを囲んでいたことに関して、
「選手たちとは、良い関係が築けている。
抗議で、審判員の判断が変わるなんて、こんな馬鹿げたことはあるはずない。」
インテルのモラッティ会長もなぜか参戦。「馬鹿げた状況だ。
2006年まで、イタリアのカルチョは、恐ろしい経験をした。
こんなひどい汚点を誰も繰り返したくはないだろう。
ユベントスの新しい経営陣は、その点でうまく対応できていない。
カターニアでの誤審は、悪い意図(八百長)があったのではなく、
ただのミスだったと思う。」
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