カロリーナ・コストナーの恋人、ドーピングで追放 ロンドン五輪 競歩2008年から、カロリーナ・コストナーの恋人として知られている
アレックス・シュヴァーツァー北京五輪の競歩50kmで金メダルを獲得し、
ロンドンでも、2大会連続のメダル獲得を期待されていた。
しかし、7月30日に行われた抜き打ちドーピング検査で、陽性反応。
それを受けて、イタリアオリンピック委員会は、シュワーツァーをオリンピックチームから追放することを決めた。
シュヴァーツァーは、11日に行われるロンドン五輪、競歩50kmに出場予定で、まだ、現地入りしていなかった。
競歩20kmにも、代表に選ばれていたものの、高熱のため棄権していた。
イタリアのメディアは、「裏切り」、「ユダ(キリストを裏切った)」などと報道。
ANSAのインタビューに電話で答えたシュヴァーツァーは、
「僕がどんな状態かは、聞かないでくれ。
過ちを犯したんだ。
オリンピックのために、もっと強くなりたかったんだ。 でも間違いだった。
僕のキャリアはこれで終わりだ。」
などとコメント。
イタリア競歩代表チーム監督のディドーニ氏は、
「アレックスから電話をもらった。
"すべての責任をとる。"と何度も繰り返していたが、
彼個人の行動が多くの人を巻き込むことになることを理解すらしていなかった。
監督を務める私自身を含め、協会、(所属先の)カラビニエリ、親しい人や友人など、
この何ヶ月もの間、彼が再び頂点に上がれるよう協力してきた人々に迷惑がかかるんだ。
彼の母親は、血圧が上がり、救急車で運ばれる寸前だった。
彼のことを信じていたので、裏切られた気分だ。
なぜこんなことをしたのかは彼に聞かなかった。言い訳のしようがないことだから。
彼は28歳、もう子供じゃない。立派な大人なんだ。
成長して、人生に対する考えを改めるべきだ。」
などとコメント。『ガッゼッタ・ディ・スポルト』紙によると、監督は、涙声だったと言う。
さらに、所属先のカラビニエリ(イタリア軍警察)も、シュヴァーツァーに何らかの処分を下すものと見られる。
シュヴァーツァーは、イタリアでも人気を誇るフィギュア・スケーター、
カロリーナ・コストナーの恋人として知られるほか、
↑どちらも、オーストリアに隣接する南チロル地方の出身のアスリート
フェレロ社の子供向けチョコレート菓子のCMに、
「僕は、アレックス・シュヴァーツァー、オリンピック・メダリスト」
のセリフで、さわやかに出演していたことから、
クリーンなイメージがあっただけに、
今回のスキャンダルは、残念としか言いようがない。
ちなみに、フェレロ社とのCMの契約は、もともとロンドン五輪終了までだったそう。
Kinder:
http://www.kinderpiusport.it/page.php?pageID=72&path=kinderEiCampioni&subpath=kinderEiCampioni/AlexSchwazer 右がシュヴァーツァーhttp://www.corrieredellosport.it/olimpiadi/2012/08/06-257453/Schwazer+positivo+all%27Epo%3A+%C2%ABVolevo+essere+pi%C3%B9+forte%C2%BB
http://www.gazzetta.it/Olimpiadi/06-08-2012/doping-coni-esclude-azzurrodovrebbe-essere-schwazer--912154682919.shtml
http://www.ilmessaggero.it/olimpiadi/coni_doping_atleta_azzurro_londra/notizie/212645.shtml次へ アレックス・シュヴァーツァー、インタビューで明かした心境関連記事[イタリア人美人柔道家 ロンドンオリンピック][凄い日本 王者イタリアに互角 ロンドン五輪フェンシング決勝 イタリア選手コメント裏話] [柔道判定 イタリアでの報道 ロンドン五輪]