エミリアロマーニャ(モデナ)地震、6月2日までに明らかになった被害。 死者 17人 (そのうち11人が工場の労働者)
負傷者 350人
避難者 14000人
被害総額 50億ユーロ(5000億円)
避難者のうち、9000人が仮設テント、3170人が屋内の避難所で生活。
約1200人がホテルなどの他の施設に避難。
カヴェッツォでは、仮設テントが足りずカヴェッツォの市民保護局によると、仮設テントの数が足りず、多くの市民の寝場所が確保されていない状況だという。
被災地の航空写真(現地紙『ガッゼッタ・ディ・モデナ』)エミリア地方出身の歌手らが慈善コンサートモデナ出身のバスコ・ロッシ、レッジョ・エミリア出身のリガブエらが被災者支援のための慈善コンサートを6月25日にボローニャで開催する。
↑その後、バスコ・ロッシはコンサートに参加しないことを発表。
コンサートには、ロマーニャ地方出身のラウラ・パウジーニも。
バスコ・ロッシはモデナの山間部ゾッカの出身。
フェイス・ブックで、自身もSMS(ショートメッセージ)募金に参加したことを明かし、多くの人が募金に参加するようにと、ファンに呼びかけている。
ラウラ・パウジーニは、6月に行われるヴェローナ・アレーナでのコンサートの収益を被災地に寄付することを発表。
空き巣対策にカラビニエリイタリア全土から派遣されたカラビニエリ、陸軍がパトロールを続けている。
不審な車を見かけたら、通報するよう住民に呼びかけている。
学校の再開モデナの学校は月曜日に再開が決定したが、カルピなど学校の再開のめどがつかない地域では、学期の終了を前倒しにし、早めの夏休みとなった。
ミランドラでは、約600人の生徒が仮設テントで学年末試験を受けることになるという。
モデナの大聖堂、教会などの被害状況の写真(現地紙『レスト・デル・カルリーノ』)倒壊の危険のある建物の解体作業いずれもフェッラーラ県
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