パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズの地震被害5月20日に、エミリア・ロマーニャ州モデナ、フェッラーラ県付近で起こった
マグニチュード5,9の地震の影響で、特産のパルミジャーノ・レッジャーノチーズにも被害が出ている。
5月29日のモデナ地震後の被害状況はこちら熟成棚から落下したパルミジャーノ・チーズの総数は約
30万個。
そのうち、被害がなかったものについては、すでに回収作業が行われている。
棚につぶされるなどして被害を受けたチーズのうち、最低12ヶ月の熟成期間を終え、状態のよいものは、保健所の検査を受けた後、市場に出荷される予定。
12ヶ月の熟成を終えておらず、パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズの刻印を受けていないもので、なおかつ、外側が壊れ熟成を続けることが不可能なものは、業務用に回る。
また、
被害を受けたパルミジャーノ・チーズの総数は約
15万個で、
年間生産量の約5%にあたる。
何らかの被害を受けた農場は、380軒中10軒ほどで、そのうちの1軒が生産ストップに追い込まれた。
(http://www.parmigiano-reggiano.it/news/2012/parmigiano_reggiano_gara_solidarieta_caseifici.aspx)
また、これを機に、パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズを買い叩こうとする悪徳業者に対抗し、地元住民の間では、チーズの買取運動も起こっている。
[パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ150億円の地震被害(2)]・
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