本田選手ミラン移籍交渉は最終局面か
イタリア各紙によれば、
22日、代理人のエルネスト・ブロンゼッティ氏が、
ACミランのアドリアーノ・ガリアーニ氏との面会を終え、
『スカイスポーツ』のインタビューでこのように語っています。
「(CSKAの)要求と(ミランの)オファーとの距離は、少しだ。
あとは、選手の決断にかかる。
今夜、クリリヤ・ソヴェトフ戦後、会長と話し、
移籍を志願していることを伝えるだろう。
彼らは、チャンピオンズリーグのため、
選手を残留させたいようだが、
彼は、ミランだけを志望している。
バルセロナですら、拒否したんだからね。」
また、ガリアーニ氏も、『スカイスポーツ』のインタビューで、
「本田は、ミランのファンで、彼が小さい頃、我々が日本へ試合に行っていた時から、
ミランを見ていたと、教えてくれたよ。
我々は、遠い東洋まで、インターコンチネンタルカップのため、
何度も行ったことがある。
今日は、それ以上は言えない。
明日も、また、面会があるからね。」
と語っています。
ブロンゼッティ氏のインタビューからは、
クラブ間の交渉は終わり、
あとは、本田選手とCSKAの交渉のみのように、聞こえますが、
同日の『ガッゼッタ・デッロ・スポルト』では、こんな記事も。
「夜にブレーキ」との小見出しで、
CSKAのババエフ会長のコメントを紹介しています。
「ミランは、我々の立場を理解しているし、
我々が、何を、どのくらい要求しているかも知っている。
もし、本田が欲しいなら、移籍市場の決まり事を守るべき。
彼らがミランだからと言って、
我々が、すでに箱詰めした本田を送る準備ができてるだろうなんて、
思い込みや過信はやめるべき。 我々は、今、本田を放出する予定はない。
彼は、12月まで、我々の元でプレーする。
本田は、イングランドの複数のクラブから、注目されていた。
そのオファーは、ミランのオファーの倍だった。
選手が、ミランを希望しているから、
我々は、彼の希望に答える準備はある。
だが、値下げはしない。
彼は、移籍市場には決まりがあることを知っている。
ただのモノなんて何もない。」
果たして、移籍は今度こそ決まるのでしょうか。
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