G・G・佐藤選手解雇 ユニフォーム捨てた?所属していたボローニャのフォルティトゥードのオフィシャルサイトには、21日付けで
「フォルティトゥードB.C.1953の役員会が本日開かれ、佐藤(G.G)隆彦選手を即時解雇することを決定した。
規律上の重大な理由により、クラブは、当該選手との関係を解消することに決定した。」
としか発表されておらず、
解雇の理由が謎。
そこで、現地の報道をチェック。
現地紙『レスト・デル・カルリーノ』は、
「衝撃!フォルティトゥードが日本人選手佐藤を解雇:プレーを拒否」と報道し、
解雇の理由に、
佐藤選手のチーム遠征への帯同拒否を挙げている。
先日、ローマ近郊のネットゥーノで、佐藤選手の所属していたフォルティトゥードは、ラツィオ州のチームとイタリア杯準決勝の試合を行う予定だった。
だが、イタリア杯は、規定により、外国人選手は出場できないため、佐藤選手が遠征を拒否。
だが、チームのもう1人の外国人選手、ヘスス・マトスや、怪我のため、出場予定のないマーク・カステッリットらがチームに帯同しており、
佐藤選手の行動が、チームの団結を重要視するフォルティトゥードでは、問題になった様子。
チームは、佐藤選手に謝罪をする機会を与えていたにもかかわらず、
佐藤選手は、何も言わずに、ロッカーの荷物をまとめてしまったとのこと。
そのため、解雇処分に至ったと、同紙は説明している。
フォルティトゥードの会長ミケリーニ氏は、
「クラブと同僚への配慮を欠いた。見過ごすことはできなかった。
プロなのだから、プロとして振舞うべきだった。
チームに帯同し、チームのためにつくすべきだった。」
とコメント。
同紙も、「一週間後に迫るネットゥーノのチャンピオンズ・カップで、佐藤選手は、主役になることができたのに。」と締めくくっている。
イタリアの野球情報サイト
『グランデ・スラム』も同様に
解雇の理由は、佐藤選手がネットゥーノ遠征に帯同しなかったことだと述べている。
また、同サイトによると、
「コーチや、役員の説得もむなしく、
佐藤選手は、チームメートの目の前で、
ロッカーにあった自分の荷物をまとめ、
チームのユニフォームは、近くにあったゴミ箱に捨てた。 ↑これが本当だったらさすがにヒドイ。
果たして真実は?
それから、フォルティトゥードは、佐藤選手をチームから一時的に外し、
騒動の和解を模索するため、21日夜(イタリア時間)まで待った。
↑佐藤選手側の謝罪を待っていたということか
それは実現せず、フォルティトゥードは、2012年シーズンの主役の1人を外すことを決定するに至った。
そのため、来週行われるチャンピオンズカップのファイナル4に、佐藤選手は出場しないことになった。」
とのこと。
イタリア野球情報サイト
『Baseball.it』によると、
佐藤選手の解雇は、
・先週のネットゥーノ遠征の際に、
召集があっても帯同しないと、脅かしていた。
・
チームの写真撮影に協力しないどころか、ロッカーの自分の荷物をまとめ始めた。
との2つのエピソードが原因になったという。
イタリア野球ソフトボール連盟も、"重大な規律上の理由"により、佐藤選手が解雇されたことを発表。
解雇に先立ち、『ベースボールマニア』のローヴェリ記者が
「外国人選手不参加のイタリア杯に出場できなくとも、
クラブチーム対抗ヨーロッパ選手権ファイナル4に向けて練習することができたが、
佐藤選手は、ネットゥーノのチーム遠征を拒否していた。
このことに関し、フォルティトゥードが処分を検討している。」
と報道していたことにも触れている。
真実は定かではないが、このような形での解雇は残念です。
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