W杯予選 バロテッリは退場 イタリア敵地でチェコとドロー6/7
2014年ブラジルワールドカップヨーロッパ地区予選で、
イタリアは、アウェーでチェコ共和国と対戦。
イタリアは、4-3-1-2のシステムを採用。
FW: エル・シャラウィ バロテッリ
MF: モントリーヴォ
マルキージオ ピルロ デ・ロッシ
DF:キエッリーニ ボヌッチ バルザッリ アバーテ
GK: ブッフォン立ち上がりの悪いイタリアは、チェコに攻め込まれ、
前半11分、ゴール前の混戦から、
イラーチェクがボールを拾い、シュート。
ブッフォンが飛び出し、これをセーブ。
その後、守備を修正し、危険な場面も少なくなりますが、
ツートップのエル・シャラウィとバロテッリは、
前線で孤立し、攻撃が機能しません。
前半のボール支配率は、イタリアが60%と高かったにも関わらず、
退屈な展開に。
そこで、プランデッリ監督は、後半の頭から、
エル・シャラウィに代え、ジョヴィンコを投入します。
それでも、結局、目立ったのは、GKブッフォン。
61分、ロシツキーのロングパスに、コザークが抜け出し、
(ボヌッチの位置が低すぎたため、オフサイドトラップにかからず)
GKブッフォンと1対1。
ブッフォンはタイミングよく飛び出し、シュートをブロック。
また、難を逃れます。
それでも、イタリアの調子は上がらず、リズムは低いまま、
精度も欠きます。
67分、ペナルティエリア外から、またもやコザークがシュート。
今度も、ブッフォンが片手ではじきだします。
68分、中盤で、バロテッリが後ろから、チェコ選手を倒し、
1枚目のイエローカードを受けます。
そのわずか3分後、
ゴール前で、ボールを競った際、
バロテッリがは、わずかに、相手選手のあごを手ではたきます。
すると、主審は、2枚目のイエローカード、
(やや厳しい判定でしょうか。)
そして、レッドカードを提示。
バロテッリが退場処分となり、
イタリアは、10人で戦うことになります。
プランデッリ監督は、ピルロに代え、アクイラーニを投入しますが、
流れは変えられず。
83分に、イラーチェクがゴールポストを直撃、
92分に、コラールがゴールポストすれすれのシュートを放ち、
イタリアゴールを襲いますが、
何とか、0-0を守りきり、
試合はドローに終わっています。
現在、イタリアは、グループBで首位、
2位のブルガリアとは、勝ち点4の差。
残りの2試合は、ホームでの9月6日のブルガリア戦と10日のチェコ共和国戦のため、
アウェーでの引き分けは、悪くないとの見方のようです。
なお、バロテッリは、
この試合、不発に終わっただけでなく、
レッドカードで退場し、
ロッカールームに戻る際、
壁を叩いたり、蹴りを入れ、
イタリア中から批判を浴びました。
これに対し、バロテッリはツイッターで反論。
「書きたいことを書けばいいだろう。
だけど、コンフェデレーションズ・カップでは、
別の国を応援してくれって
心から言うよ。
それでから、試合全体をよく見直してくれ。」
退場で怒りをぶつけるバロテッリバロテッリには、2試合の出場停止処分が下る可能性があり、
コンフェデレーションズカップの参加が危ぶまれているところ。
果たして、FIFAの裁定はどう下るのでしょうか。
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