ボアテングのイタリア人恋人が人種差別問題を語る先日、北イタリアのブスト・アルシツィオで行われた親善試合では、
人種差別のチャントが原因で、ACミランが試合をボイコットしました。
チャントの標的となったMFケヴィン・プリンス・ボアテングの恋人であるタレントの
メリッサ・サッタさんが、
ラディオ・モンテカルロ局のラジオ番組”アルフォンソ・シニョリーニ ショー”に出演し、
人種差別問題について語っています。
「イタリアに、まだ人種差別主義者がいるかって?
こういうこと(差別のチャント)が起こるってことは、誰かしらいるってこと。
1人なのか、10人、50人なのかは分からないけど。
小さい頃から、こういうこと(差別問題)は教育するべきだと思うわ。」
親善試合が行われていたころ、自宅にいたというサッタさん。
「すぐにテレビをつけて、
スカイのニュースで、何が起こったのか見たわ。
2013年にもなって、こんなことが起こるなんて残念だわ。
だけど、起こってしまうのよね。
応援すること自体は理解できるの。
だけど、礼儀が必要よ。
スポーツだし、小さい頃に教育して、
大人になったら、きちんと振る舞えるようにするべきだわ。
あの人たちは大人で、何もわからない子供じゃないの。
こういう小さい試合でも、模範となるようにするべきよ。
親善試合でこんな振る舞いじゃ、チャンピオンズ・リーグの決勝だったら、何をしでかすのかしら。
昔は、学校にも市民教育の授業があったのよ。
私は、学校はずいぶん前に卒業したけど、
小学校でも、市民教育の教科書があったのを覚えているわ。
また、復活させるべきよ。」
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