長友選手 イタリア紙のインタビューで語る 2イタリア紙『ANSA』の長友選手インタビューの詳細が『ガッゼッタ・デッロ・スポルト』に掲載されました。
・カッサーノについて 「アントニオ(カッサーノ)みたいな人には、今まで会ったことがなかった(笑)!
初めて会った時のことはよく覚えているよ。
(ミラノ)ダービーの前日に、マテラッツィが紹介してくれたんだ。
カッサーノは、まだ、ミランでプレーしていたんだ。
僕もカッサーノも試合のことで頭が一杯だったけど、
お互い、すぐに、いいフィーリングを感じたんだよ。
で、僕とふざけ始めたんだ。
(カッサーノが)インテルに来てから、親しくなった。
よく、彼とスナイデルと一緒にレストランに行ったんだ。
家も近所だし、でも、具体的なエピソードは話さない方がいいかな。」
・2010年夏、イタリアに着いた時の印象 「初めは、文化の違いを感じた。
言葉の問題があったんだけど、
通訳はインタビューの時だけで、普段はつけなかったんだ。
食事の問題もなかった。
ここの食事はすごくおいしいから、すぐに適応できたよ。」
・日本代表について 「アルベルト・ザッケローニのような監督がいたことは、
どのくらい重要だったかって?
イタリアでは僕のポジションに対するプレッシャーがすごく大きい、
特にメディアからのがと、すぐに教えてくれたよ。
だけど、セリエAでも僕ならやれるって言って、太鼓判を押してくれたのも
ザッケローニ監督だったんだ。
今まで通りプレーするだけでいいとアドバイスをくれて、
それでその通りだった。
多くの日本人選手が海外でプレーしているけど、
これは必要なことだね。
みんな向上しようという意欲があるし、
可能性がある。」
・インテルについて 「1年半前、インテルが僕に興味を持っていると聞いたときは、本当に驚いた。
それと同時に、すごく幸せに感じた。
チェゼーナから車でミラノに向かっているとき、ものすごく興奮していたよ。
一番興奮した瞬間は、間違いなく、この間、トリノでユベントスに勝ったときだね。」
・ゴール・パフォーマンスのおじぎについて 「初めてアッピアーノ・ジェンティーレのロッカールームに入ったとき、
サネッティがお辞儀で僕に挨拶してくれたんだ。
僕がインテルに入って、初ゴールを決めたとき、
(パフォーマンスは)何も決めていなかった。
ただ、ゴールを決めた後、サネッティの所へ行ったら、
彼はもう、お辞儀の姿勢になっていたから、
お辞儀の拒否はできなかったよ。」
・首位のユベントスについて 「ユベントスは、簡単な試合への対応の仕方がすごくうまい。
僕らは、勝ち点を取りこぼしてしまった試合がいくつかある。
それに、ユベントスの守備は、崩すのがかなり難しい。
コンパクトにまとまったチームだよ。
今現在は、ユベントスの方が、成熟しているね。
僕らは、チームとしてまだ取り組むべき仕事があるんだけど、
これからの伸びしろは、僕らの方が大きいだろう。」
関連記事[カッサーノ「長友には、悪口を言っても大丈夫。『大好きだ』としか伝わらない。」] [インテルの応援歌が変更された理由] [長友選手 イタリア紙のインタビューで語る]