カッサーノ「長友には、悪口を言っても大丈夫。『大好きだ』としか伝わらない。」今季、ACミランから、インテルへ移籍したカッサーノ。
イタリア国営放送RAI3の番組「Che tempo fa」で、インタビューに答えている。
「インテルでは、うまくいっている。天国にいる気分だよ。
ストラマッチョーニが俺を欲しがったのは、彼の人生、最大の馬鹿げた行為でなければいいけどね。
俺は、彼と、モラッティ会長があらゆる犠牲を払ってまで獲得してくれたことを感謝している。
それには、ピッチで答えるつもりだ。」
インタビュー中、ミランのガリアーニ会長の写真を見たカッサーノは、
「これは、ダービーの前にとった写真に違いないね。
笑っているから。」
と、ミランの敗戦を皮肉っている。
チームメイトの
長友選手については、
「彼とはうまくいっているよ。
だって、何を言っても、奴は分からないから。
悪口を言っても大丈夫だよ、どうせ分からないだろうからね。 奴には、何時間もずっと、『大好きだよ』って言い続けるんだ。 だって、それ以外は、理解できないからね。」
キャプテンのサネッティについては、
「俺は、もうすぐ、シューズを脱ぐことになるだろうね。
サネッティのように、40歳までプレーすることはできないから。
彼なら、60歳までできるんじゃないかな。
俺より練習も多いし、長く走れるし、正に、プロだね。」
なぜ、今回の代表戦に召集されなかったかについては、
「俺はいつだって期待してるんだ。
ワールドカップまで、どんなことだっておこりうるからね。
もう、2回もワールドカップに出られなかったんだ。
3回目もダメだったからって、人生変わるわけじゃない。
ただ、嫌なことは、俺よりも5日前には、記者たちが俺が召集されないって知っていることだよ。」
なぜ、ユベントスには所属したことがないのかについては、
「3回、移籍を打診されたことがあるんだ。
だけど、俺が行きたくなかったんだ。
だって、ユーベは、従順な兵士を欲しがるからね。
俺は、気分によって、右に行ったり、左に行ったり、線路からはみ出たりしちゃうからね。」
サンプドリアについては、
「俺は、インテルでプレーしてるし、インテリスタでもある。
だけど、みんな、俺の夢がいつかサンプドリアに戻ることだって、知ってるんだ。
俺の本拠地は、ジェノバだから。」
ちなみに、カッサーノの好きな歌手は、
「ジジ・ダレッシオが俺のアイドルなんだ。
(サン・レモ音楽祭に)招待されれば行きたいけど、歌がうまくないんだ。
俺に赤っ恥をかきに行けってのかい?
どうせ(恥が)1回増えようが減ろうが変わらないけどね。」
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