イタリアxマルタ W杯ヨーロッパ地区予選 予想外に苦戦?イタリア代表は、モデナで格下のマルタと対戦。
イタリア代表のプランデッリ監督は、
ブルガリア戦で機能しなかった3-5-2をあきらめ、4-3-1-2を採用。
さらにメンバーも大幅に入れ替える。
サイドバックに、初先発のカッサーニ(フィオレンティーナ)とペルーゾ(アタランタ)。
中盤には、ノチェリーノ(ミラン)が怪我のデ・ロッシ(ローマ)の代わりに入り、
トップ下の位置に、ディアマンティ(ボローニャ)。
FWには、初先発のデストロ(シエナ)。
対するマルタを率いるのもイタリア人のピエトロ・ゲディン監督。
システムは、4-4-1-1。
マルタの選手の名前は、イタリア系やイギリス系などが混じっていてなかなか面白い。
前半、イタリア代表は早々に、
デストロがオフサイドぎりぎりの飛び出しで、
GKとの1対1から
ゴールを決める。
その後もイタリアが攻勢に試合を進めるも、
なかなかマルタを崩しきれない。
後半、ディアマンティに代えて、FWインシンニェ(ナポリ)を投入し、システムは4-3-3に。
インシンニェがよい動きを見せ、左サイドから、何度もペナルティーエリアに侵入し、
チャンスを作り出すも、ゴールまではたどり着かず。
さらに、パッツィーニ(ミラン)、ジョヴィンコ(ユベントス)を投入すると、
ロスタイムに入った93分、
ピルロ(ユベントス)のコーナーキックから、
ペルーゾがヘディングで
ゴール。
このコーナーキックは、パッツィーニがハンドを使ったシーンから獲得していため、
すっきりしない追加点となった。
試合は2-0でイタリアが勝利。ただ、格下相手に、できれば、大量得点を奪いたかったところ。
ブルガリア戦に引き続き、試合中にシステムを変更し、
迷走を続けるプランデッリ監督。多くの選手を起用し、まるで、親善試合のよう。
収穫は、デストロ、オスヴァルド(ローマ)、インシンニェか。
不甲斐ない展開だったためか、
後半からアップを始めていたヴェッラッティ(PSG)の出番は訪れず、残念。
次戦からは、八百長問題の疑いが晴れたクリッシト(ゼニト)が復帰する可能性大。
それにしても、イタリア代表は、トスカーナ出身orフィオレンティーナ関係の選手が多い。
↑Euro2012と今回の親善試合のメンバーでは・・・プランデッリ監督(元フィオレンティーナ)、ヴィヴィアーノ(フィレンツェ出身)、キエッリーニ(ピサ出身)、バルザッリ(フィレンツェ出身)、カッサーニ(フィオレンティーナ)、マッジョ(元フィオレンティーナ)、バルザレッティ(元フィオレンティーナ)、ディアマンティ(プラート出身)、ジャッケリーニ(アレッツォ出身)、モントリーヴォ(元フィオレンティーナ)、オスヴァルド(元フィオレンティーナ)、パッツィーニ(元フィオレンティーナ、ピストイア出身)
代表合宿地がフィレンツェにあることも影響しているのだろうか。
イタリアxマルタ ハイライト
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