インザーギ監督デビュー 「ピッポと呼ばないで」イタリア北部ピンツォーロのピネタ・スタジアムで、ピッポ・インザーギが監督デビュー。
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インザーギは昨季限りで引退ミランの下部組織の監督となったインザーギ。
もはや、「スーパー・ピッポ」と呼ばれたのは、過去。
インザーギ監督の初練習に、スカイスポルト24がインタビュー。
「
もうピッポじゃなくて、ミスターと呼んで欲しい。 ↑イタリアでは、監督は"ミスター"と呼ばれるのが慣例
今は、みんなこう呼んでくれているから。
今朝は、とても興奮していたよ。
正直言って、こんなに多くのサポーターが集まってくれるとは、思っていなかったから。
僕が出会った監督の中で、僕により多くを教えてくれたのは、カーニとムッティだと思う。
アンチェロッティも、いろんなことを僕に教えてくれた。
今朝も、8時半に連絡をくれて、練習があるよって教えてくれたんだ(笑)。
チームは、ミランの基本であるディフェンダー4人でプレーする。
フォワードは3人になるので、攻撃的なチームになる。
僕のグループには、2,3人、興味深いフォワードがいるけど、
僕と同じ特徴をもったフォワードを見つけるのは、難しい。
選手としての僕の夢は、チャンピオンズリーグで優勝することだった。
今、監督となっても、その目標は変わっていない。」
・監督になった感想「感じたことがないような不思議な感覚だよ。
言葉にするのは難しい。
もっと単純なものかと思っていたけど、でも、僕を包んでくれる愛情を感じるのは素晴らしいことだ。
選手でいるほうがずっと簡単だった。
だけど、これは新たな挑戦であるし、それをミランで始められるのは、嬉しい。
僕には、素晴らしいスタッフ、ガリアーニ氏やガッリ氏がいる。
彼らは、僕を素晴らしい環境で迎えてくれた。
まだ、現役を続けることはできた。
でも、ミランで続けることは叶わなかったので、(監督になる)決断をしたんだ。」
・ミランの将来について「僕は心配していない。
難しいシーズンになるかもしれないが、ガリアーニ氏やベルルスコーニ氏がいる限り、ミランは心配ない。
初め数ヶ月は、苦しむかもしれないが、チームはまた、勝てるようになるだろう。
ミランには勝利者のDNAが備わっているから。」
・エル・シャラウィ(ミラン)について「素晴らしいシーズンになることを願っている。
彼がどんな青年か知っているから、ベストを尽くせるよう願っている。
選手たちに言えることは、プレーをする意欲、よいプレーをしようという意欲を持つこと。」
・バロテッリ(マンチェスターC)とデストロ(ローマ)について「バロテッリとデストロが僕とヴィエリみたいだって?
そうなることを願うよ。
バロテッリを知っているが、彼は信じられない能力を持っている。
代表チームでキープレーヤーになれるような強い選手になってほしい。
デストロは、まだ直接見たことがないから、僕の評価は言えない。
でも、よいプレーをできるだけの素質は持っていると思うよ。」
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