不可解な判定にカンマレッレ「相手のホームだから」 ボクシング準決勝でも、アゼルバイジャンの選手に微妙な判定で辛勝していたカンマレッレ。
決勝は、地元英国のアンソニー・ジョシュア。
第1ラウンド、第2ラウンドと、力の差を見せつけ、
第2ラウンド終了時で、
13-10
と、3点差でリードしていたカンマレッレ。
第3ラウンドでは、
序盤に有効なパンチを何度か繰り出したものの、
運動量が落ちるにつれ、
地元の声援を受けるジョシュアの積極的な攻めに
押され気味になる。
『ガッゼッタ・デッロ・スポルト』紙は、
「ジョシュアのパンチは、カンマレッレの腕に当たっていたが、音がする度に、審判団は狂ったように、指を動かしていた。」 その結果、第3ラウンドの得点は、5-8
合計 18-18
と同点に。
そして、攻撃の手数が多かったとして、
ジョシュア勝利の判定。
イタリア側が、審判団に抗議をするも、受け入れられず。
『ガッゼッタ』紙は、この判定を恥ずべきだと評しているほか、
イタリアのメディアやファンらは、
「地元英国に金を盗まれた」
などと表現。
なお、カンマレッレ自身も、インタビューで、
「負けたとは感じていない。
だけど、相手のホームだから、想像はしていたけどね。
金が欲しかったのは本音だけど、これで金(北京)、銀、銅(アテネ)すべて揃ったよ。」
と述べている。
http://www.gazzetta.it/Olimpiadi/12-08-2012/cammarelle-sogna-bis-1615-combatte-l-oro-912236254678.shtml
http://www.corrieredellosport.it/olimpiadi/2012/08/12-258827/Cammarelle+derubato.+Respinto+il+ricorso+italiano 関連記事[凄い日本 王者イタリアに互角 ロンドン五輪フェンシング決勝 イタリア選手コメント裏話] [誤審?ボクシングイタリア最強カンマレレがアゼルバイジャンに辛勝] [カロリーナ・コストナーの恋人、ドーピングで追放 ロンドン五輪 競歩]