なぜ ボヌッチが八百長に3年半の出場停止処分の可能性があるユベントスのDFレオナルド・ボヌッチ。
問題となっているのは、
2010年の5月のウディネーゼxバリ戦(試合は3-3で終了)。
既に逮捕されている当時のバリの同僚
アンドレア・マジエッロの証言により、ボヌッチの名が浮上。
マジエッロによると、ボヌッチは八百長試合へ協力を約束した選手のうちの1人だという。
それに対して、ボヌッチは反論。
「マジエッロからは何も聞いていない。あの週、僕は代表合宿にいたから。
細かく言うと、代表合宿からバリに帰ったのが水曜日。
木曜日は休養で、金曜日にチームに合流したんだ。
練習に参加したのは、その日の午後。
土曜日に、チームと一緒に飛行機で目的地の空港まで移動し、ウディネの宿舎まで、みんな一緒にバスで移動した。
バスでは、僕はいつもどおり、後ろから2番目の列に座っていた。マジエッロは真ん中付近の列だった。
だから、僕からは、7,8列離れていたんだ。」
当時、ボヌッチとマジエッロ両選手の代理人を務めていたトルキア氏によると、
マジエッロは、ボヌッチのユベントス移籍を妬んでいたと言う。
ボヌッチはこう証言。
「マジエッロとは、友人として交流を深めたことはない。
ここ数年のサッカーのキャリアでは、僕のほうが恵まれていたから、僕に対して、妬みの様な感情を抱いていたのではないかと想像できる。
こう言えるのは、僕の代理人が、マジエッロと同じ、ダビデ・トルキア氏だったからだ。
僕がユーベに行ったことで、マジエッロは悶々としているようだと、トルキア氏が冗談を交えながら、言っていたことがあったんだ。」
ボヌッチの主張によると、当時の同僚、マジエッロの妬みにより、八百長騒動に巻き込まれたということのようだ。
また、スカイスポーツ24のインタビューに、
当時のバリの看護士で、八百長に関わっていたとされるアンジェロ・ヤコベッリが答えている。
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ラノッキアには金銭を要求していたヤコベッリ
「あの試合は、賭け通りにならなかったんだ。
2-2で終わるはずだったんだ。
サルバトーレ・マジエッロ、ぺぺ、ボヌッチが関わっていると聞いたが、
彼らは全く関係ない。
もし、関わっていたなら、私は事前に知っていたはずだ。
あの試合の報奨金は、すべてアンドレア・マジエッロがもらっていた。
ボヌッチはいいやつだから、この騒動には全く関わっていないと思う。
私が思うに、アンドレア・マジエッロに引きずり込まれたんじゃないかな。
二人の関係は、良好とは言えないからね。」
ヤコベッリのインタビューからも、ボヌッチとA・マジエッロの仲が悪かったのは、事実のようだが、
果たして、真相は明らかになるのだろうか。
http://www.calcioblog.it/post/36697/calcioscommesse-i-verbali-delle-deposizioni-di-conte-e-bonucci
http://www.calcionews24.com/calcioscommesse-ex-ausiliario-bari-bonucci-non-c-entra-nulla-255853.html
光文社新書 382サッカーとイタリア人/小川光生関連記事 [なんとボヌッチも、セリエA八百長問題、クリシトは代表外れる] [ボヌッチ 八百長問題で3年6ヶ月の出場停止の可能性 ぺぺは1年][インテル ラノッキア八百長疑惑でハイドゥク戦に帯同せず]