モッツァレラチーズのマンダラ社長逮捕 セラミックスの混入も日本でもおなじみのモッツァレラチーズ。
イタリア南部のカンパーニア州の特産品。
その生産大手のマンダラ社に、捜査のメスが入った。
80年代に、倒産の危機にあったというマンダラ社は、
マフィアからの資金援助により、
世界中にモッツァレラを輸出する業界大手の企業に成長したとの疑いがかけられている。
↑社長のマンダラ氏は、モッツァレラ界のアルマーニと自称
さらに、
プロヴォローネチーズをより高級なプロヴォローネ・デル・モナコと詐称して販売したほか、
↑ニセチーズをフィレンツェ県スカンディッチの業者に販売しようとしたとの情報も。
さらに、2008年8月には、工場の機械故障により、
セラミックスの破片がモッツァレラチーズの原料に混入した際、社長の指示により、チーズをそのまま販売したとの疑いも。
現在、水牛モッツァレラチーズ組合は、マンダラ社を組合から追放しているとのこと。
(http://corrieredelmezzogiorno.corriere.it/napoli/notizie/cronaca/2012/17-luglio-2012/mozzarella-dop-casalesi-arrestato-mandara-maxi-sequestro-100-milioni-2011040607215.shtml より抜粋)
↑マンダラ社のモッツァレラチーズ 気をつけましょう
2008年に混入したセラミックスの破片入りチーズのことを今更知らされても
健康被害はなかったのか気になるところ。
こんな事件が発生しては、モッツァレラチーズの信用もガタ落ち。
品質保証のためにDOP指定が存在するのに、こんなずさんな管理では、何の意味もなくなってしまう。
ひんやりしたモッツァレラチーズは、暑い夏が売れ時。
人気メニュー、
カプレーゼ・サラダなどには欠かせない。
今回の事件で経済的影響も出るだろうか。
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