イタリアの鉄道駅で注意すべき3点
イタリアを訪れた観光客が多く利用するユーロスターや地下鉄。
便利な移動手段ですが、駅や車内で犯罪に巻き込まれるケースが少なくありません。
現地紙によると、7月11日には、ローマ市中心部のテルミニ駅構内で、
カラビニエリが犯罪の一斉取り締まりを行い、
75名(ルーマニア国籍)を告訴したそうです。
驚くべきことに、その多くが過去の犯罪行為により、
既にローマ市内から退去処分を受けていたということです。
楽しく観光するためにも、気を付けるべき点を3点挙げておきます。
1. スリや置き引き
混雑した車内で要注意。
開いたバッグの口から手を忍ばせたり、大胆にもバッグにナイフで穴を開けて、
お財布のみを抜き取るケースも。
現金やカードを抜き取った後、お財布のみが人目につかない場所で発見されることがあります。
2. 痴漢
11日の取り締まりでも報告されています。
3. 詐欺
「Italia(イタリア)」と書かれたTシャツを着用して、鉄道会社の職員を装い、
観光客に対し、切符の自動販売機の操作方法を教えた見返りに金銭を要求するというものや、
松葉づえをつき、足が不自由なふりをして、施しを要求するというものなど。
犯罪に巻き込まれた際の緊急番号
カラビニエリ(軍警察) 112
ポリツィア・ディ・スタート(警察) 113
グワルディア・ディ・フィナンツァ(財務警察) 117
救急車 118
↓ガイドブックもご参考に!
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